AS防音システム・AS防音マットと防音工事

小さい子供の歩き方をよく見ると解りますが、足を重たげに足に振り回されるような歩き方をします。

まだ筋肉も十分でなく、関節も発達していないため、足の関節でショックを十分に吸収できずに、ドスンと足を踵から床のフローリングに落としてしまいます。

したがって、体重の重い大人よりも、足のエネルギーを関節や筋肉で吸収できずに、子供の方が大きな足音騒音を出すことが多々あるのです。

大人でも足音が出ないように心がけて歩く時は、注意して、足の指、足首、膝、股関節まで含めて筋肉と関節に気を使いながら歩くと、かなり静かに歩くことができます。

ヨーロッパの古い集合住宅は特に大人でも足音騒音が出やすく、マナーとして静かに歩くことを意識する必要があります。

知人でない他人の場合、どうしても優しくなれない心理状態があります。

知り合いになってしまうと、仲間意識が出て優しくなれるのですが、町内会でもマンションの管理組合でも、中に入ると、皆で協力する必要が出てきて仲間意識が芽生え、子供の足音は成長の過程だと考えて、ある程度我慢をしてもらえます。

しかし、その様な集まりにも参加せず、家族だけで固まっていると、地域に貢献しないやつだと思われてしまい、反感を買ってしまうこともあります。

上下左右の住戸の方だけではなく、管理組合などにも顔を出すようにすると皆と優しい関係になれ、子供の足音などでも苦情がすくなくなります。

頭の上から響いてくる音は、防ぎようがありません。

したがって、振動を伴って耳だけでなく体全体に届くように音を感じることになり、これは暴力だと思う人もいます。

そのように思われると、相手が誰であれ、この様な音を発する輩は敵だと思う心理状態に陥り、戦闘モードになる人がいます。

この様な人の上で子供の足音を出し続けると、直ぐに苦情が飛んできますし、下手をするとトラブルになったり、裁判沙汰になることもあります。

人の心は一度敵対意識がうまれると、なかなか元には戻れず、泥沼にはまってゆくことになってしまいます。

子供の足音騒音が元で、引っ越したり、裁判沙汰になったりすることを避けるためにも、地域貢献などの地域とのつながりを大切にして、仲間になることはとても重要なことなのです。

防音対策と銘打った、マットやタイルカーペットが沢山出回っています。

使ったことがある人は沢山いると思いますが、ほとんどの防音、防振材料が、子供の足音騒音に効果が無いと思われた方が沢山いるはずです。

なぜならば、これらは皆、軽量衝撃音対策の防音材で、ペンの落下音や椅子の引きずり音等軽い小さな音の防音を対象とした床材なのです。

子供の足音は重量衝撃音で、子供と謂えども結構重く大きなエネルギーの音になります。

軽量衝撃音対策の床材を、2，3枚重ねても、重量衝撃音対策にはならず、ほとんど効果がないのが実際の状況ですので、苦情があった場合には、防音タイルカーペットや防音マットを使っても、ほとんど苦情は止まらないのです。

軽量衝撃音対策の防音マットを2枚程重ねて敷いて、子供の足音対策に気を使ってますと心情的に訴えるのも、一つの対策とは言えますが、被害者の足音騒音に対する負担が減っていないことを考えると、本当の対策になっていないことで、自分も心の痛みが晴れない、もやもやした思いを引きずってしまうことになります。